はまだ歯科・矯正クリニック

お子さんの歯科矯正治療は、大きく1次治療と2次治療に分けられます。1次治療は乳歯列期、永久歯との混合歯列期に行われる治療です。
主に歯自体を動かすよりも、顎の成長を促して歯が並べるスペースを作っていくことが目的となります。
取外し可能な「拡大床」などの矯正器具を使用することが多いです。2次治療は永久歯が生え揃った中学生以降におこなう治療です。主にワイヤー矯正を主体に行います。

口腔筋機能療法（M.F.T）とは、舌や唇、頬などのお口のまわりの筋肉を強化し、正しく機能させることを目的とする療法です。
歯並びの悪さは、子供の頃の舌の癖や指しゃぶりなどが原因であることもあります。
この訓練を取り入れることで、筋肉が強化されて、お子さんの場合でしたら矯正器具を使用しなくても歯並びが治る可能性もあります。
また、大人にも、歯並び改善とまではいきませんが、お口周りの筋肉訓練として有効とされています。

歯の銀行とは、矯正治療時に抜歯された歯を、将来的な歯の移植に使用するため保存をしておくシステムです。はまだ歯科・矯正クリニックでは、このティースバンクを取り入れています。
抜いた歯はマイナス150℃で保管されますので、20年（場合によっては40年）の長期間の保存が可能となっています。
ティースバンクは誰でも歯を預けられるわけではありません。既往症（糖尿病・骨粗しょう症・全身疾患など）がないことや、ヘビースモーカーでないこと、血液検査の結果などを含めて判断されます。健康保険の適応外です。